- 転職活動って何から始めればいいのかわからない
- エージェントの選び方や複数利用のコツが知りたい
- 志望動機・自己PRがうまく言語化できない
- 面接でどんな質問が来るか不安で対策ができていない
- エージェントとの付き合い方にモヤモヤしている
こんな悩みを解決する記事を用意しました!
記事本編の前に、少しPRさせてください!
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「未経験だけど、転職できるかな…?」
「何から始めたらいいのかわからない…」
そんな不安を持つあなたに向けて、未経験からITエンジニア転職に成功した筆者の経験をもとに、7つのステップでわかりやすく解説していきます。
記事後半では、読者が今すぐやるべき「最初の行動」についてもアドバイスをお伝えします。
転職活動の全体像を7STEPで解説!

筆者が実際に取り組んだ転職活動は、以下のような流れでした。
私は約2か月半程度内定いただくまでかかっています。
📌 実際の転職ステップ
- エージェント登録&書類準備(1週間)
- 自己分析と情報収集(1~2週間)
- 応募と面接対策の繰り返し(1ヶ月半~)
- 職種選定と学習開始(並行して1ヶ月)
- 内定後の比較・意思決定(1週間)
ただし、このステップはあくまで一例です。
特にこれから転職活動を始める方には、いきなりエージェント登録よりも「転職理由の整理」から始めることをおすすめします。
🎯 まずやるべきこと
・なぜ転職したいのか?
・前職のどこに違和感があったのか?
・次はどんな働き方をしたいのか?
この3点を紙に書き出してみてください。
それをもとにエージェントへ相談すると、具体的な提案が得られやすくなります。
🗣 筆者の体験談
私自身、転職活動を始めたときは「とにかく早く動かなきゃ」と思い、dodaやマイナビなどに一気に登録しました。
ですが、エージェントとの初回面談では「なぜ転職したいのか?」「次はどう働きたいのか?」といった質問にうまく答えられず、自分でもモヤモヤしていたのを覚えています。
そこで改めて紙に書き出しながら自己分析をした結果、「未経験でも成長できる環境」「安心して質問できる社風」など、譲れない条件がクリアになり、紹介される求人も自分に合ったものに絞られていきました。
✅ STEP1:転職理由を言語化しよう(自己分析スタート)

転職活動を始めるにあたって、最初にやっておきたいのが「転職したい理由の棚卸し」です。
筆者自身はエージェント登録から始めましたが、今振り返るとこのステップを最初にやっておけばよかったと感じています。
実際、エージェントとの面談では以下のような質問がよく聞かれます:
- 前職を辞めたい理由は?
- 次にどんな働き方をしたい?
- どんな企業・職種に興味がある?
これらに明確に答えられると、 エージェント側も「この方にはこの企業が合いそうだな」と具体的な提案がしやすくなります。
逆に、ぼんやりした状態で面談に臨むと、提案がズレたり、自己PRや志望動機も通り一遍になってしまいがちです。
📝 STEP1のまとめ
「なぜ転職したいのか」「何を変えたいのか」を自分の言葉で整理しておきましょう。
転職活動全体がスムーズになりますし、志望動機や自己PRにもつながります。
🗣 筆者の体験談
転職活動の初期、私は「前職での経験を活かせる職種」のほうが安心だと思い、そういった求人を中心にエージェントへ相談していました。
ですが紹介されたのは、やはり同じ環境や働き方の案件ばかり。
「これって、転職しても意味ないんじゃないか…?」
そんなふうにモヤモヤが募っていきました。
そこで初めて、自分の中で「本当に大事にしたい働き方」に向き合いました。
📚 関連エピソードのご紹介
「本当に大事にしたい働き方」は、下記の記事にて
前職で抱いた違和感から気づいた“価値観の変化”としてまとめています。
不安はありましたが、「働き方を根本から見直したい」という思いから、プライベートも確保できる未経験OKのIT職種に思い切って絞り込みました。
軸がはっきりしてからは、エージェントとの会話もスムーズになり、
スカウトの量も質も大きく変わったと感じています。
✅ STEP2:理想の働き方・職場をイメージする

転職理由を整理したあとは、「どんな働き方をしたいか」「どんな環境が理想か」をイメージしてみましょう。
給与や残業の有無だけでなく、自分が気持ちよく働ける条件を洗い出すことが重要です。
「リモート可」「人間関係が穏やか」「自己成長の機会がある」など、些細なことでもOK。
このステップを踏んでおけば、エージェントに「なんとなく」で伝えるのではなく、自分の優先順位に基づいた希望条件を明確に伝えられるようになります。
📝 STEP2のまとめ
「自分はどう働きたいか」を言語化することが、求人選びや企業比較に役立ちます。
理想を知ることで、ブレない軸が見えてきます。
🗣 筆者の体験談
転職活動を始めた頃は、条件よりも「とにかく内定がほしい」という気持ちが強く、業界や働き方について深く考える余裕がありませんでした。
でもある日、「もしここで働いたら、前職と何が変わるんだろう?」とふと疑問が湧いてきました。 そこで初めて、自分にとって何が譲れない条件なのかをノートに書き出してみたんです。
「残業が少ない」「感情的に怒鳴る人がいない」「人間関係が穏やか」「学べる環境」など、 一見わがままに思えるような希望でも、自分にとって大切な価値観なんだと気付きました。
それを軸に求人を見直してみると、求人の見え方がガラッと変わり、迷わず選べるようになったのを覚えています。
✅ STEP3:求人を探す前に「業界×職種」で方向性を決める

転職の軸が少しずつ見えてきたら、次は 「業界」と「職種」を掛け合わせて、転職先の方向性を決めていくステップです。
特に未経験からの転職では、どの業界で、どの職種として働きたいのかを明確にしておくことが非常に重要です。
応募のミスマッチを防ぐだけでなく、書類作成や面接対策でも一貫性が出てきます。
💡 方向性を決めるための例:
- IT業界 × インフラエンジニア
- 医療業界 × 営業職
- Web業界 × 制作ディレクター
- 教育業界 × 企画・マーケティング
方向性が定まると、転職エージェントからの紹介も的確になりますし、「なぜこの業界・職種を選ぶのか?」という質問にも説得力のある答え方ができます。
情報収集の段階で業界ごとの違い(安定性・成長性・働き方)も理解しておくと、後悔のない選択ができるようになります。
📝 STEP3のまとめ
「業界×職種」を具体的に組み合わせて、自分の方向性を明確にしましょう。
これができると、求人選定・自己PR・志望動機すべてに一貫性が生まれます。
🗣 筆者の体験談
働き方の理想は見えてきたものの、「具体的にどの業界・職種を目指すべきか」では正直かなり迷いました。
というのも、前職の延長線上である「建設業界 × 事務系」などの求人も紹介されていましたが、結局また同じような環境に戻ってしまう気がして、決断できなかったんです。
そこで参考にしたのが、業界・職種ごとの口コミや、未経験者インタビューなどのリアルな声でした。
OpenWorkやYouTube、企業HPの社員紹介ページまで見比べて、「この働き方なら頑張れそう」と感じたのが、IT業界 × インフラエンジニアという道でした。
未経験からでも挑戦できる点や、将来的にクラウドや自動化など幅広くステップアップできそうな点にも魅力を感じ、ここを軸に決断しました。
「業界×職種」をしっかり絞ったことで、選考でのやりとりにも一貫性が生まれ、スムーズに次のステップへ進むことができました。
✅ STEP4:転職エージェントの登録と活用法

転職の軸と方向性がある程度見えたら、転職エージェントに登録してプロのサポートを受ける準備をしましょう。
エージェントに登録することで、以下のような支援が受けられます:
- 希望条件に合った企業の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削サポート
- 非公開求人の紹介やスカウト推薦
- 面接対策や企業別の選考傾向アドバイス
特に未経験転職では、自分一人で企業分析や書類作成を進めるのは大変です。
「相談できる存在」がいるだけでも、安心感は大きくなります。
なお、エージェントは1社だけでなく、2〜3社を併用するのがおすすめです。
担当者の質や紹介求人が異なるため、相性のよい担当者に出会える確率が高まります。
📝 STEP4のまとめ
転職エージェントは心強いパートナー。
相性の合う担当者と出会えるよう、複数登録して比較しながら進めるのがベストです。
🗣 筆者の体験談
私はまず、doda・マイナビ転職・ビズリーチの3社に登録しました。
実際に活動を始めてみると、各社からの連絡や求人紹介は思っていた以上にスピーディーでした。
ただ、最初の面談では「前職と違う働き方がいいです」など曖昧に伝えてしまい、希望とはズレた求人ばかり紹介されてしまいました。
その後、「どんな働き方をしたいのか」「なぜIT業界に興味があるのか」を事前にノートに整理。
改めて面談に臨んだところ、紹介される求人の精度が一気に向上し、会話もスムーズになりました。
また、エージェントによって提案のスタイルや雰囲気がかなり異なることも実感しました。
複数社を併用して比較できたことで、自分に合ったサポートを見つけやすかったです。
中でもdodaは、面談の丁寧さや履歴書の添削サポート、面接対策のアドバイスが充実しており、
初めての転職でも安心感がありました。
結果的に、「話しやすい」と思える担当者との出会いが、前向きな転職活動のカギになったと感じています。
✅ STEP5:書類作成とフィードバックの受け方

志望する方向性が固まったら、履歴書と職務経歴書の準備に入りましょう。
特に未経験職種への転職では、スキル以上に「なぜその職種を目指したのか」「どんな姿勢で取り組んでいるか」が重視されます。
書類は“1回で完璧”に仕上げる必要はありません。
エージェントからの添削・フィードバックを受けながら、段階的に仕上げていくことが大切です。
📌 書類作成のポイント
- 志望動機は「なぜかその業界でないといけないか」「なぜこの会社か」を明確に
- 自己PRには「社会人経験+少しの学習努力」を
- 数字や具体的な行動でポテンシャルをアピール
特に自己PR欄は、社会人経験で経験したことと転職時の「姿勢」や「学びの継続性」を伝えることができます。
等身大のあなたが伝わる内容を意識すると、未経験でも十分評価されます。
📝 STEP5のまとめ
書類は「完成度」より「伝わり方」が大切。
書いては添削、修正を繰り返して、自分の強みを表現できる一枚に仕上げましょう。
🗣 筆者の体験談
職務経歴書はネットのテンプレを参考にしましたが、未経験職種だったため、
「そもそも書くべき内容が分からない…」と手が止まってしまいました。
そんな時、エージェントの担当者から
「実務経験がなくても、学習の姿勢や工夫したエピソードも立派なアピールになりますよ」
とアドバイスをいただきました。
たとえば、前職での業務効率化や、日々の学習でPythonを使っていた経験も含め、
「何を学び、どう工夫してきたか」を丁寧に掘り下げていくうちに、自然と内容が膨らんでいきました。
添削は3回ほど受けましたが、その都度フィードバックを反映しながら改善。
通過率も少しずつ上がり、自信を持って提出できる書類が完成しました。
書類は「いかに上手に書くか」よりも、“どんな想いで動いてきたか”を丁寧に伝えることが大切だと学びました。
✅ STEP6:面接対策とよくある質問例

書類が通過すると、いよいよ面接フェーズに入ります。
面接で大切なのは「正解を言うこと」ではなく、自分の考えを誠実に伝えることです。
🎤 よく聞かれた質問例
- なぜIT業界を目指したのか?
- 前職を辞めた理由は?
- 未経験だけどどのようにスキルを学んでいるか?
- 将来どうなっていたいか?
これらの質問には、事前に回答を考えておき、声に出して練習するのが効果的です。
模擬面接やロールプレイを通して、本番さながらの練習をすると、表情や伝え方もブラッシュアップされます。
📌 面接対策でやってよかったこと
- エージェントとの模擬面接で話し方・表情のチェック
- 想定質問を紙に書き出し、声に出して練習
- 話す内容に一貫性があるかを第三者に見てもらう
自分の「想い」を言語化する準備が、最終的に内定率を左右すると実感しました。
📝 STEP6のまとめ
面接は「会話のキャッチボール」です。
想定質問と自分の経験を結びつけて、相手に伝わる準備をしておきましょう。
🗣 筆者の体験談
最初の面接では、緊張と準備不足から志望動機がうまく伝わらず、残念ながら不採用という結果に終わってしまいました。
「伝えたいことはあるのに、話すと浅く聞こえてしまう…」
そんな悩みをエージェントに相談し、模擬面接を実施してもらうことにしました。
模擬面接では、話し方のトーン・表情・目線・話す順番まで丁寧にフィードバックを受けました。
特に「最初に結論から話すと相手に伝わりやすい」というアドバイスが印象に残っています。
よく言われることではありますが、緊張するとつい忘れがちです。
面接直前に面談を入れてこのアドバイスをもらえたことで、当日は“伝え方”をしっかり意識できたのも大きかったと感じています。
その後は、質問を想定して回答を紙に書き出し、声に出して練習。
回数を重ねるうちに、「何をどう伝えるべきか」が明確になってきました。
本番の面接では落ち着いて自分の言葉で話すことができ、「想いがしっかり伝わってきた」と評価されたのは、自信にもつながる大きな経験となりました。
✅ STEP7:内定後の比較と決断のポイント

無事に内定を獲得しても、すぐに入社を決めるのではなく「比較と検討」を挟むことが大切です。
特に未経験転職では、条件面や入社後の研修体制、雰囲気の違いが自分に合っているかを見極める必要があります。
📌 比較時に確認したいポイント
- 研修制度の内容・期間
- 配属後のサポート体制やフォロー頻度
- 評価制度・キャリアパスが明確かどうか
- 自分が将来的に目指したい方向と一致しているか
また、内定をもらった企業からのフィーリングも重要です。
面談や見学時の対応、やり取りのスピードなどからも、企業の風土は感じ取れます。
🎯 STEP7のまとめ
入社を決める前に「比較と相談」で冷静な判断を。
条件だけでなく、自分が成長できそうか・続けられそうかという観点も大切です。
🗣 筆者の体験談
私は最終的に、スカウト経由で内定をもらった企業に決めました。
エージェント経由の企業とも迷いましたが、企業とのやり取りの丁寧さや面談時の誠実さに惹かれました。
決め手は「この会社でなら頑張れる」と素直に思えたこと。
条件の数字よりも、自分が働くイメージを持てたことが大きかったです。
✅ まとめ:転職は「行動」ではじまり「納得感」で終える

ここまで、未経験・第二新卒からのIT転職を目指す方向けに、実体験をもとにした7つのステップを紹介してきました。
📚 本記事で紹介した転職7STEP
- 転職理由を言語化しよう(自己分析スタート)
- 理想の働き方・職場をイメージする
- 求人を探す前に「業界×職種」で方向性を決める
- 転職エージェントの登録と活用法
- 書類作成とフィードバックの受け方
- 面接対策とよくある質問例
- 内定後の比較と決断のポイント
特に未経験の転職では、不安や迷いがつきものですが、順序立てて取り組むことで、確実に一歩ずつ前進できます。
私自身、何度も立ち止まりながら進んできましたが、「動きながら整理する」ことが最も大切だと感じました。
🎯 今日からできるアクション
✅ 紙に「転職したい理由」「希望の働き方」「興味のある職種」を書き出す
✅ 転職エージェントに相談して、自分の立ち位置を確認する
✅ 本記事をブックマークして、必要なときに見返せるようにしておく
「いつか動こう」ではなく、「今できることを小さく始める」のが転職成功への第一歩です。
あなたの転職活動が納得のいくものになりますように。心から応援しています!